大破ログ

日々大破、それと側転少々。PC関連その他、気になったことなどをつらつらと。

WZR-900DHP 3台目

BUFFALO WZR-900DHPの3台目を確保、というかメルカリで注文しました。

そもそも何で

理由としては、現在ルータがそこそこ増えてきているものの、弄る用途のモノだけしか無くてWebサーバなどとしてある程度固定で運用できない為です。 あとは、100Base-TXが多く1000Base-T対応機種が少ないこと、MZK-W300NHがコンデンサ妊娠のためお役御免になったことなども理由だったりします。

ちなみにMZK-W300NHの妊娠したコンデンサは1000μF, 6.3V, 105℃のモノで、前にG31マザーのCPU電源回路のコンデンサを交換したときの余りが残っていましたが、USB Type-A搭載機種では無いこと、100Base-TX機種なことなどから結局処分することにしました。 それと、今ある2台のWZR-900DHPは、片方が純正ファームで所謂イーサネットコンバータとして使用、もう片方がLEDE-Projectを導入してWordPress動かしたりEjectしたり弄り倒してます。

何故WZR-900DHPなのか

ハードにそこそこの性能があって、中古価格が安く出回るからです。 参考にWZR-900DHPのスペックを再掲。

WZR-900DHP 仕様

  • SoC: Broadcom BCM47081A0 (ARM, 800MHz, 1C1T)
  • Flash: Zentel A5U1GA31ATS-BC (128MB)
  • RAM : Samsung K4B2G1646E-BCK0 (256MB)
  • WAN / LAN Speed : 10/100/1000 Mbps
  • WLAN : IEEE802.11 a/b/g/n
  • USB : USB 3.0 Type-A x1

SoCのクロックが高めである程度ゴリゴリ動かせること、RAM容量が多くPHPなどに多めに振れること、Flash容量が多いのでExtRootなどしなくても、Webサーバ系やSambaなどのオプション的なパッケージが大体収まってしまうので、個人的に安定な機種です。

WordPressを動かしてた時のメモリ使用状況

ただし、無線はBCM4331を2つ(2.4GHz帯、5GHz帯それぞれで利用)搭載しているのでOpenWrt (LEDE-Project) ではまともに使用できません。まあ、日本国内は電波法の関係でどのみち使えないので問題ないですね。 そして、前述のとおり中古価格が安価で、付属品などの状態にもよるものの最安2,000円台~3,000円台程度で出回ります。

そんな感じで、「同じものいくつもあってもなー」とか思ったものの、結局WZR-900DHPに落ち着きました。 ちなみに、WZR-600DHP2とは無線チップとUSB 2.0か3.0かの違いだけだったりします(600DHP2、2.0なのに端子青くしてるのね...)。今回WZR-900DHPのほうが安かった。なお、WZR-600DHPとWZR-600DHP2は中身別物なので注意。WZR-900DHPとWZR-900DHP2の違いは分かりません。

着弾したらやること

  • 筐体開けてシリアルにピン立てて引き出す 重要。シリアル直接叩ける安心感。USB - シリアル変換アダプタは、いつも通り秋月で600円の変換基板を使います。 直立させたときに下に来る面に穴が多数空いているので、そこから適当に外に引き出す予定。
  • 純正ファームバックアップ WZR-900DHPは、純正ファームへ戻す方法がバックアップしておくしかない模様なので、抜き出す予定。 今までは特に戻す必要は無かったものの、無線欲しいときありそうなので。
  • LEDE-Project化 純正ファームをバックアップしたら、さっくりLEDEを突っ込んでしまいます。CFEのWebページにsysupgradeファームを投げつければOK。
  • Ejectサイト構築 「除夜のEject」サイトを構築予定。現状WT3020でどこまでやれるか試す予定ではあるものの、SoCとRAMからして厳しそうなのでその場合の代替として。 Planex VR500でEjectするのもいいんだけど、アレはどちらかというと”逸般の誤家庭”向けルータ...

大体こんな感じのことをやる予定です。 年が明けたら、WordPressか何かで真面目に個人的なサイトを組むか、もしくはnginxなどで要求アドレスによるリクエスト転送などもやってみたいなーと。 ではでは。